公平な試験などないよ

いま騒ぎになっているウェブテストの替え玉事件ですが、勉強をがんばったところで有名企業に就職なんてできませんよ。これは適正試験ですから、適性があるからといって採用だとは一言も言っていません。

そもそも民間企業の場合、エントリーシートすら通らないところがあります。
例えば、職務経歴が隙間だらけの50歳の人間が有名企業にエントリーシートを出して通過するでしょうか?
おそらく無視されるかメール一つでthe endでしょう。そもそもエントリーする資格がないとなっているかもしれません。

ですので今回、替え玉を依頼した学生さんは、少なくともエントリーシートが通過し、一次試験を受けられただけ恵まれた条件にいた人物だったのかなといえます。

でもね、世の中の現実をしらなかったとしかいえない・・・・・
就職の現実を知るべきでした・・・・
就職の面接というものは、企業側の主観で決まるもだということを。

そりゃ努力する人が望む会社に就職できることを望んでいますよ。
本来、そうあってほしい。
しかし現実は理不尽だらけ。企業も従業員にお金を払うために運営しているボランティア団体ではないのです。いろいろな事情がある。

今回、替え玉を依頼した学生も罪に問われるとのことでしたが、彼女は、まだ若く、将来もあると思うので、こうした過ちがあってもやり直せる社会であってほしいものです。不正をしたもの永久に排除するような動きは、企業の人材獲得を将来的に困難にするだけですから、少しでも公平な社会を目指すためにも企業側には冷静な対策をお願いしたいものです。

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