清瀬まちさんに学ぶ社会福祉士の転身術


清瀬まちさんというレースクイーンをご存じですか?


RQのことはよく知りませんが、最近、じわじわと人気が出てきている方のようです。

清瀬まちさんの経歴
防衛大を志望していたが受験に失敗し、岡山県立大保健福祉学部に学ぶ。
卒業後は介護福祉士として特別養護老人ホームで仕事を始める。
以後、レースクイーンに転身。
社会福祉士、介護福祉士の有資格者
「日本レースクイーン大賞2016」でグランプリに輝いた実績あり。
産経ニュース(web版)2017.2.19より参照

福祉士としては、かなり異色の経歴ですね。


彼女のことが気になったので、ブログ(アメブロ)を少し見させていただきました。


その時の感想は、


「福祉の事を語ってないな」


ということです。


もう、


レースクイーンへの道にまっしぐら。夢をかなえてくれてありがとう。


という感じなんです。


かなり意外で、福祉のことは、ほとんど語られていませんでした。


通常、福祉系大学出身の場合、ブログには福祉の記事を書きがちです。


私もそうですが、それが書きやすい記事だからです。


でも彼女は、もともと防衛大を志望していただけに、その辺は冷めていたのかもしれません。


その割には、社会福祉士と介護福祉士の両資格取得という中々の勉強家です。


なお、ブログには、防衛大に関する記事もほとんど書いてありませんでした。


ちなみにコスプレが趣味のようです・・・・。

とまあ、前置きはともかく。


実は、ここに、清瀬まちさんに学ぶ社会福祉士の転身のヒントがあります。


つまり、


決めたら、スパッと転身している


という姿勢です。


で、次に目指すことに集中している。


これが、社会福祉士の転身には、非常に重要な要素です。


別に、それまでしていたことを否定するでも、引きずるでも、自慢するでもないのです。


やりたいことが見つかったから、次の道を選択した


ただそれだけ、という感じです。

もちろん彼女の若さがそうさせたのかもしれません。


でも、


産経新聞に、


老人ホームで培ったコミュ力がある


などと賞賛されています。


こんな記事が書かれるくらいですから、しっかり過去の経歴も評価されています。


これは相当なもんです。

ここで、


「老人ホームで働いていたなんて、どうせ大した経験じゃないでしょ」


という声がしそうですが、経験が大したものかどうかはあまり関係ありません。


事実として、そのような記事が新聞に出るというのは、他人から認められた証拠です。


清瀬まちさんの件で、分かったことは、社会福祉士という資格は、良くも悪くも、肩書になるという事実です。


仮に犯罪を起こせば、新聞に「社会福祉士〇〇」という形で名前が出ることもあるということです。


逆に、一見、福祉とは異なる領域で活躍したとしても、その名称が肩書としてついてくるという訳です。

あなたが、もし社会福祉士の資格を持っていて、かつその資格を活かせていないと感じていたとしても、そこに心配は不要です。

清瀬まちさんの例を思い出してください。


社会福祉士も登録者が増えてくると、いろいろなタイプが出現してきます。


藤田孝典さん(社会福祉士)も、NHK出演や執筆活動など、今や有名人です。


今後も、社会福祉士の有資格者で有名人は出現してくるでしょう。


有名であるかどうかは別としても、異色の経歴の社会福祉士は増えてくるはずです。


この人たちは、特別な人ではありません。


大学で福祉を学んだ普通の人です。


ただ、違っていたのは、


自分がやりたいと思ったことを実行した結果、それが評価された


ということです。

私見ですが、上記のことから言える社会福祉士の転身において重要なことを述べます。


それは、資格に対する考え方の転換です。


例えば、

  • 社会福祉士の資格をとっても無意味
  • 社会福祉士の資格を取りさえすれば何とかなる

このどちらの言葉も間違いであるというふうに考えます。


これが大事です。


資格を取ることには、何らかの意味があるし、かといって資格そのものが果実をもたらしてくれる訳ではない。


結局は、その人が何をするかです。資格はあとからついてくるものです。

  • これから社会福祉士を目指そうか迷っている人
  • 今、目指している最中の人
  • すでに有資格者の人
  • 福祉の仕事をしている人
  • 福祉の仕事をしていない人

あらゆるパターンの人にとって、社会福祉士の資格は意味があります。


大事なことは、


やりたいと思うことをすること、なりたいと思う状態を目指すことです。


やりたいことの一つが、たまたま社会福祉士の資格を取得するということだったというだけです。


以上、清瀬まちさんに学ぶ転身術でした。

それにしても、清瀬まちさんの芸名ですが、これは東京の清瀬市と関係あるのかと思いました。


清瀬市と言えば、医療施設・福祉施設が密集する「福祉の街」です。


それで「清瀬まち」ということ・・・・・・?



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