東北福祉大学のレポートアドバイスが秀逸の件

社会福祉士を養成する通信制大学は多々ありますが、中でも学習内容の公開性という意味で非常に優れた大学があります。

それは東北福祉大学です。

在校生向けに用意した「学習の手引きのPDFファイル」には、レポートを作成する上で有益な情報が満載されていて、実は在校生でなくても閲覧することができます。

興味のある人は、東北福祉大学のサイトから「学習の手引き」を探してみてください。

その中には、レポートを書く上でのアドバイスが書いてあるのですが、これが泣けるくらい秀逸なので一部ご紹介します。

私は東京福祉大学の出身ですが、実は私が大学生活の中で得たレポート書きのノウハウの多くがこのPDFに記してありました。
学生時代にこれがあったらもっと早く卒業できたなあと思いましたよ。

以下は東北福祉大学の「学習の手引き」にあるレポート学習のアドバイスを要約し、私のノウハウをプラスしたものとなります。

1.締切を設定する

いつまでにレポートを仕上げるのかを明確にすることで効率性が高まります。

また、完璧主義を辞めて6割主義くらいになれば、レポートの体裁をなすことができます。

一番よくないのが、レポートが完璧になるまで温存していたり、教科書や参考文献を読んでいるばかりで作業が前に進まない点にあります。

2.時間をつくる

通信教育生の奥義ともいえるのは、自分で時間を作り出すことにあります。

働きながらや、家事をこなしながら社会福祉士を目指す人は、自ら時間を作り出すことが必須といえるでしょう。

お勤めの人であれば、会社の有給休暇を有効に活用するのはとても良いことです。

日本人は有給休暇を取りづらいといって、とらない人がいますが、できるだけ会社の業務に支障がないように有給をとる方法を考えることは時間をつくるうえで大切です。

ちなみに私の場合は、ブラック会社に勤めながらの大学生活だったのですが、時間を確保するために会社を辞めちゃいました。

3.レポート課題は常に頭の片隅に置く

レポートを書き続けることは、ある意味で教員に対する情報発信です。

学生生活の中で、気づいたことは何でもレポートのネタにできる可能性があります。

特に心理学系のレポートでは、日常、フッと頭に浮かんだ疑問がネタになることもあります。

また、福祉施設やイベントなどに足を運ぶことでアイデアが浮かぶこともあります。
レポートの課題が常に頭の中にあることで、あなたの目はネタを見つける視力を持つことになります。

人は関心のあるものしか見えません。逆にいえば関心のあるものはよく見えるということになります。レポート課題をクリアすることに感心を持てば自ずと答えが見えてくるわけですね。

4.書き出してみる

頭の中で完璧に情報が整理されてから、レポートを書き始めるのではなくて、まずラフ案でいいので書き出してみることが大切です。

ラフ案ができたら、もう少し細かく調べた方がいい情報が出てくるので、調べて文章を修正して合格レベルのレポートに仕上げていく工程が効率的です。

5.提出してみる

完璧なレポートでなくても、まず提出してみることで修正のポイントを教えてもらえるので結果として早くレポートが書けます。

昔はレポートを提出する手段としては、第四種郵便という郵送の方法が主流で、やりとりに時間がかかっていました。

出したレポートの添削が返ってくるのが2か月後なんてこともありました。

これではさずがにレスポンスが悪くて、修正するのに効率が悪いです。

でも最近はインターネットを利用したレポート提出や、メールで質問ができたりしますので、修正のやりとりにかかる時間は短縮されています。

なので、まずレポートを提出してみるという戦略はかなり有効といえるでしょう。

6.大学の資源を存分に活かす

スクーリングに出ることで刺激を受けることは多いです。

勉強を頑張っている他の学生と直に接することでモチベーションが上がったり、レポートのアイデアが思い浮かんだりします。

スクーリングに出席したら、同じ教室の学生と話す機会をつくることをお勧めします。

私は、普段は無口なのですが、スクーリングの時は話さなければ損だと思って、自分の意見を述べたり、他の学生の話を聞いたりしていました。

スクーリングで見聞きしたことは実体験としてレポートに書いたりもしていましたよ。


以上、述べたことは、東北福祉大学の学習ガイドに書いてあったしレポート作成のアドバイスに、私のノウハウをプラスした文になります。

もしレポート作成に行き詰まったら、私が書いたレポート作成例をいつでも参照してみてください。

社会福祉士が書いたレポートの実例をみる

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