40過ぎて社会福祉士の資格を目指すのはアリか?
社会福祉士の資格を目指す人は、就職のことを気にしている人が多いです。
「40歳過ぎているが、果たして仕事はあるのだろうか?」
そんなふうに思い込んで尻込みしてしまう人がいます。
最初からあきらめて資格取得をあきらめる人もいます。
でも、それってもったいないですよね。
資格というものは、どういう使い方をするかで価値が決まります。
使い方を考えてない人は、単に証明証書をもらって満足して終わりです。
逆に、クリエイティブな発想をする人は、普通とは違います。
どうすれば自分の価値を高められるかを常に考えています。
・30過ぎて未経験は採用しない(by世間の常識)
・相談業務の経験がないと話にならない(byとある採用担当者)
そんな意見は、あまり耳に入りません。
ぶっちゃけいえば、こういう人は、資格なんてなくても自分のビジネスをみつけられます。
今、世の中は、人手不足がものすごい勢いで進行しています。
あらゆる分野で人が足りないのです。
働き手は求められているのです。
社会福祉士だって同じです。
あなたにあった職場は必ずあります。
もちろん、
「公務員と同じ待遇でないとダメだ」
そのような条件をかたくなに通そうとしたら無理があるかも知れません。
最初から、好待遇を突き付けても無理ですよね。
他の業界だって似たり寄ったりです。
でも、最初こそ低賃金であっても、あなたにしかできない働きをするようになれば、あなたは職場になくてはならない存在になります。
そうなれは、やがて責任と待遇は上がっていくものです。
だから、中年だからって社会福祉士の取得をためらうことはありません。
それに、
皆が正規雇用の相談員になる必要はありません。
もし年齢を理由に不採用が続いたら、こう考えてください。
「非正規雇用だったらいくらでも仕事はある」
非正規だからって卑屈になることが、そもそも変です。
再犯を繰り返す知的障害者を支援する「福祉専門官」だって期限付きの仕事です。
福士専門官は、非常に専門的な仕事ですよ。
本来、社会福祉士にとっては、専門的技術を発揮する場があることが重要なはず。
正規雇用でなきゃだめなんだっていうのは、何かサラリーマン的な発想で、専門職らしくないです。
でも
「非正規なんて低賃金でやってられない」
ごもっともでしょう。
でも中途半端な正規雇用者は、満足した収入を得ているでしようか?
「正規社員は非正規より収入も待遇も上だ。」
そう反論する人がいます。確かにそうです。でもサービス残業が多いことにお気づきですか?
「いいや正規は簡単には解雇されない」
まあそうです。即首にはならないでしょう。
でも、もし不幸にも怪我をして、永続的に不自由な体となってしまってもなお、正規雇用者として収入が保証されると思いますか?
そうなったら、正規であれ非正規であれ、辞めざるを得ない状況になるでしょう。
労働者は、労働力を提供できなくなったら引退勧告です。雇用を否定するつもりはありません。
安定していると思えることは幸せなことです。
でも、絶対は絶対にないということが言いたいのです。
経済的に独立することが大切です。
社会福祉士は、福祉の専門家です。
国が認めてくれたこの資格を活かさない手はありません。雇用されることはいいんです。
雇用されるだけで満足していることはもったいない。
今は、社会問題が山積しています。
これはある意味、チャンスです。
NPO法人を立ち上げて、社会貢献をビジネスにしている人も出てきました。
つまり、あなたが40歳だろうが、50歳だろうが関係ないということです。
目指す資格があるならば、ぜひやるべきです。
社会福祉士は40を過ぎても活かせる資格だといえます。