裁判員に選任されたかった
裁判員に選ばれて、最後まで役割を遂げることができたことがうれしい。
もし、来年になってまた裁判員に選ばれたならば全力で引き受けるつもりです。
確率的に来年も裁判員に選ばれることはないでしょうが、気持ちは「もう一回やりたい」という心理状態です。
公務員試験にはことごとく落ちまくったのですが、公平な抽選である裁判員の選任については見事にあてることができた。これはもはや「運も実力のうち」というやつか?なんて自己満足の世帯にひたっています。やはり裁判員の選任は、純粋な抽選がいい。
ただし、抽選といっても、実際には弁護士や裁判官・検察官から監視されている雰囲気はありました。ルール上も4人まで候補になった裁判員の選任について、理由を述べずに選任させないよう要求ができるようになっています。
私が選任手続きが行われている部屋に入った時は、監視されている感じが強かったのを思い出します。就職の面接のようなものかな?と思ったほどです。
スーツを着ておとなしく選任手続きに参加していた私は、質問に対して正直に答えて印鑑を押しました。(補足すると、裁判員は基本的に辞退はできないことになっています)すると、あれよあれよというまに抽選に当たり、正式な裁判員に選任されたのでした。
今思えば、裁判員に選ばれたかったのでしょうね。こういう時って心の底で思っていることに忠実に行動するものです。選任手続きの部屋にいた弁護士や検察官は人間をみるプロです。裁判員の任務を任せてもいい人と、ダメな人は、何となくわかるものなのでしょう。