ユーキャンの社会福祉士合格指導講座が向いている人は?
1.ユーキャンが向いている人
- 実務経験のみ(経過措置)ルートから受験資格を取得し受験する
- 昔に受験し、ブランクがあってもう一度受験をする
- あまり勉強せずに大学・養成校を卒業してしまった
これらに該当する人は基礎的なところから学べるユーキャンに向いているといえるでしょう。
ちなみによく勘違いする人がいるのですが、ユーキャンでは社会福祉士の受験資格は得られないので,まずは自身に受験資格があるかを確認しましょう。
2.ユーキャンでなくてもいい人
- 大学・養成校を卒業見込みで受験する
- 大学・養成校卒業後2年以内
- 前年に受験経験がある
これらの人はすでに基礎的な福祉の知識があるので、市販テキストによる独学受験でも合格できる可能性があります。
3.受験学習コストについて
ユーキャンは59000円かかります。
一括払い
59,000円
(税込み・送料ユーキャン負担)
教育訓練給付制度
(一般教育訓練)対象)2019年4月現在
書籍で独学する場合はテキスト代(ワークブックと過去問、予想問題)1万前後です。模擬試験やセミナーを利用する場合は追加で費用が発生します。
当然、ユーキャンのほうがお金がかかりますが、その分受動的なサポートが受けられます。
ユーキャンでは、
テキスト学習→受講者専用動画視聴→メールで質問→課題添削
という流れで、テキスト選びや最新の法改正などに気を遣うことなく、与えられたものをこなすだけで合格に近づくことが可能です。
4.テキストによる独学の場合
テキスト学習→問題の解説文を読む・ネット検索で疑問解決→自己模試点検
という場合が多いかと思います。
能動的な学習スタイルですが、そもそも試験というのは、暗記プラス考えることを要求するものですので、独学も決して悪い選択肢ではないのです。
今は、市販のテキストは非常によくできていますし、ネット環境からも多くの情報が得られるので、能動的な学習スタイルが好みの人は独学でも合格可能です。
特に大学や養成校を卒業して間もない人は、あらためて基礎の基礎を学びなおすような学習は避けて、過去問題から取り組んだほうが現実的ともいえます。
お勧めできない独学法としては、「新・社会福祉士養成講座シリーズ」などの、科目ごとに分かれた分厚いテキストを全巻そろえて片っ端から暗記しようとするようなやり方です。やってみればわかりますが、試験に必要のない情報をすべて暗記しようとしても土台無理です。
ちなみにユーキャンは7か月で合格圏域に入れるということをいっていますが、これは働きながらの受験者を考慮したかなり現実的なプランですね。
私の受験経験に照らし合わせてみれば、フルに近い環境で試験勉強した場合、3か月で合格圏域に入れると考えています。なので働きながらであれば、その倍の6か月前後というユーキャンのプランはかなり妥当だと思います。
まとめ
受講費用の問題が気にならないのであればユーキャンのプランを受講するのがてっとり早いでしょう。
ただし勉強するのは本人ですから不合格をユーキャンのせいにすることはできないことは理解しておきましょう。
また、独学の場合、費用が少ないからこそ、遊びの誘惑につられる傾向があるのでモチベーションを保つ工夫も必要かと思います。一夜漬けで合格できるほど甘い試験ではないので、そこのところは誤解のないようにするべきですね。
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