相談援助の理論と方法(第28回問題98)
グループワークの原則を問う問題です。
問題 98
集団を活用したソーシャルワーカーの相談援助に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
- 展開の開始期では,グループ内での行動は制限せずに援助を行う。
- グループメンバーへの援助では,各個人の特性を認識して,個別化したアプローチを活用する。
- グループメンバー間の暗黙の葛藤に対しては,それが表面化しないように働きかける。
- プログラム活動では,全員が同じ動きを行うことを優先するように求める。
- サブグループへの対応は,グループ全体への影響を考慮せずに行う。
正解 2
グループワークの原則のすべてが分からなくても、選択肢の文章を、よくよく読んでみると正解が分かる問題です。
グループワーカーの行動は、メンバーに対して、独善的態度や決めつけをせず、個別性を尊重する
グループワーカーについて、このくらいのイメージが持てるだけでも、正解を導ける可能性はあります。
ただし、実際の国家試験では、問題文をよく読む時間が必ずしもありません。
心理的にあせってしまい、読み飛ばしや、読み間違いが起こる。
そのあたりは難しいといえます。
グループワークの原則
- 個別化
- 受容
- 参加
- 葛藤解決
- 経験
- 制限
- 継続評価
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