あなたの問題が全部解決したら何をしますか?1
第32回社会福祉士国家試験で、ミラクルクエスチョンについての問題が出た。昔の社会福祉士の試験にこんな言葉はでていなかったです。試験範囲は広がっていきます。 pic.twitter.com/GqkMr0blem
— SAM (@netdemoukeruSAM) September 15, 2020
タイトルの文
「仮にあなたの問題が全部解決したら何をしますか?」
はミラクルクエスチョンの一種です。
ミラクル・クエスチョンとは、解決思考のアプローチにおいて用いられる面接技法の一つです。
まさにミラクル(奇跡な)なクエスチョン(質問)です。
社会福祉士の国家試験でも第32回でミラクルクエスチョンの問題が出題されています。
国家試験に出題されるということは、ミラクルクエスチョンの技法は、社会福祉士が用いるスキルの一つだと捉えて差し支えありません。
社会福祉士は心理学系の知識も求められる資格なので当然といえば当然ですが、現場に埋もれていると、こうしたスキルを使う機会があまりないので新鮮な気持ちになります。
福祉現場の相談では、制度や施設の機能的な面に傾倒した援助になりがちなので、カウンセラーが使うようなミラクルクエスチョンは正直使ったことがありませんでした。
しかし、社会福祉士国家試験に出題されるくらいの技法ですから、社会福祉士のみなさんは自信を持って現場で使う機会を狙って、スキルの多様さを証明しましょう。