社会人は通信制大学がお勧め
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「大学に行っても無意味だ」という意見をよく耳にします。
特に、「Fラン・無名・文系大学を卒業しても、就活では評価されない」という人が多いように思います。
大企業に就活するうえで卒業証書に価値のある大学は、東京大学とか慶応大学といった一部の有名大学だけだという意見もあります。
大学に行くべきか否かという意見の価値基準は、
- 条件の良い就職ができるかどうか?
- 就職保証機関としてのコスパが良いか悪いか?
という観点から語られています。
確かに何百万もの授業料を払って、あるいは人によっては、借金をしてまで大学に行ったのに、就職一つまともにできないのであれば、コスパが悪いというのも分かります。
しかしながら、大学というのは就活のためだけに行くものではない。
さらにいえば、18歳~22歳の人だけがいくものでもありません。
社会人が
- 純粋に勉強がしたくて
- 資格を取りたくて
- 大卒の学歴が欲しくて
という理由で大学に行くこともあるのです。
社会人が学びなおすための大学には、さまざまな課程がありますが、お勧めは通信制大学です。
通信制は、新卒就活のための大学ではなく、学位や資格取得という目的であったり、生涯学習の一環であったりします。
ちなみに私の場合、最初は純粋に勉強がしたくて通信制大学に入りました。
でも、大学に入ったら資格がとりたくなって社会福祉士を目指すことになり、大学に入った以上は大卒の資格が欲しくなるという状態になっていました。
世間でいわれている大学不要論において、通信制大学は蚊帳(かや)の外です。
まともな大学として認識されていないのが残念だと思います。もっと通信制大学は評価されてしかるべきです。
近頃はインターネットの進化が著しく、通信制大学も進化しています。そして何より授業料が安い。
こんなにコスパのいい大学教育は他にないのに、みんな知らないというのはもったいないですね。
通学課程であれば400万以上かかったであろう社会福祉士の資格と大卒の学歴を、わずか100万でおつりがくる値段で獲得できたのは幸運でした。
上場企業や有名企業への就活なんてするつもりがなかったので特に問題はありません。
通信であろうが、いまでは大卒職場で社会福祉士の資格を活かして働いています。
別に履歴書に通信制卒業なんて書く必要はありませんし、聞かれることもないです。
わずか10年ほど前までは、通信制大学の置かれた環境はアナログでした。
レポートはワープロで紙に印刷して郵送で大学に送っていましたし、人によっては手書きのレポートを出すというありさまだったのです。
しかし、今はウェブ上でレポート提出ができたり、通学不要で試験を受けられたり、スマホで授業が受けられたりと、夢のような環境がそろっています。
お勧めの通信制大学は
大卒学位を優先的に取得したい人にお勧めな通信制大学
- 放送大学(公的性質の強い大学)
- 産業能率大学(単位取得しやすいことで知られる)
- 人間総合科学大学(看護学の学士の称号がえられるので専門卒の看護師にお勧め)
社会福祉士などの資格取得を優先したい人にお勧めな通信制大学
- 東北福祉大学(堅実なレポート教育と情報公開性が高さが特徴)
- 聖徳大学(資格課程が充実し、公認心理師の資格まで取れる)
働きながら大卒資格や教員免許を取得したいあなたにオススメの通信制大学!
この他にも通信制大学はたくさんあります。
私が通信制大学の入学を検討していた2000年当時は、社会福祉士の取れる通信制大学といえば、
- 東京福祉大学
- 日本福祉大学
- 佛教大学
くらいでした。
池袋にスクーリング会場があるという地理的な利便性から、東京福祉大学に行くことにしましたが、今だったらもっと広い選択肢から大学を検討できただろうなと思います。