ケアマネが社会福祉士を目指す際のメリット6選

1.単位履修において単位認定される
日本福祉大学の場合ですが、ケアマネ資格があると一部、卒業要件として単位認定されます。

2.社会福祉士の実習が免除される
ケアマネとしての実務経験があれば、約一カ月間の社会福祉士実習が免除されます。あと数年先には実習時間の延長が予定されていますので、免除のメリットは大きいといえます。

3.社会福祉士のレポートを書くときに有利
養成校や大学でレポートを書く際に、実務を踏まえた題材で独創的な意見を書きやすい。つまりレポートを書く上で有利ということ。

4.受験に有利
ケアマネ資格があるからといって社会福祉士の試験科目が免除されることはないものの、国家試験受験の際、現場で得た知識が科目の得点源となりやすい。社会福祉士とケアマネは、相談援助という業務上かぶっているところが多いのです。

5.信頼性が増す
旧ケアマネ試験制度による基礎国家資格のないケアマネさんの場合は、社会福祉士をとることで名刺に社会福祉士の名称を使用することができてケアマネとしての信頼性が高まります。看護師のなどの医療系ケアマネさんの場合も社会福祉士の名称を追加することでさらに社会的信用が高まります。

6.就職に有利
ケアマネとしての相談援助業務の実務がすでにある場合、さらに社会福祉士を追加して取得することで包括への相談員としての就職がしやすい。ケアマネだけでも相談員にはなれるが、包括では社会福祉士は別格。ケアマネとの兼務も可能。包括に転職するなら、社会福祉士はベストな選択かもしれない。
ちなみに包括に就職してから社会福祉士会に入会して後見研修を受ければ、後見がらみの相談にも強い人材として期待されるでしょう。

まとめ
地域包括支援センターに相談員として就業することを念頭に置いている方は、社会福祉士資格を取ることにメリットが多いという結果になりました。
特に日本福祉大学で社会福祉士を目指す場合は、介護福祉士や看護師などの有資格者はさらに単位認定されますので調べてみる価値はありそうです。

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