氷河期特別区公務員試験申し込みました
今年もまた、公務員試験申し込みの時期がきました。
昨年に続いて、また試験の申込をしたということです。
今回は、特別区の事務職に応募しています。
前回は、経験者採用(福祉職)でしたが、実務経験がなくても応募できる事務職を目指します。
事務処理能力は、採用試験で能力をはかれるから経験は不要という考えなのかもしれないです。
しかし、事務職といっても、住民対応があったり、調整業務的なこともあるでしょうから、単に事務処理能力だけあればいいというもんではない。
ま、そんなことはさておき、受験申込には面接カードへの記入が必要となります。
これは、昨年の経験者採用の時と同じです。
違う点といえば、
2次試験の面接において、3分間プレゼンがあること。
これは受験要綱に明記してあるので確実です。
このプレゼンでは、自分をアピールして
採用しても問題ありませんよ
他の職員ともめ事をおこさず、まじめに働きますよ
ということを示さなくければなりません。
採用された後のことなんて誰にもわからないのですが、とにかく自分は問題ないということを面接官に伝えないと落ちてしまうのです。
と、まあこれは一般的な面接の法則であり、氷河期世代の場合、さらにここへ年齢の壁という問題が立ちはだかります。
どんなに自分をアピールできたところで、年齢が高かったら、面接官は、その受験者を不採用にしようとします。
もちろん、年齢を理由に不採用にしたりしません。建前上は・・・
しかし、実際には面接官というのは、氷河期世代の苦しみなんてわからないものですから、年齢に不相応な経歴や、スキルのなさを指摘して不採用にします。
採用する側からのこうした意識は、面接カードの質問にもあらわれています。
たとえば面接カードには、こんな質問に答えるようになっています。
面接カードの質問【1】
あなたが特別区でどのような仕事に挑戦したいか、あなたの強みと志望動機も含めて具体的
に入力してください。(250文字以内)
面接カードの質問【2】
あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だと感じたことと、それを
どのように乗り越えたかを入力してください。(250文字以内)
面接カードの質問【3】
目標達成に向けてチームで行った経験において、チームへの貢献につながったあなた独自の
アイディアを、ご自身の役割とともに入力してください。(250文字以内)
まとめ
未だ、公務員になったこともないのに答えにくい質問ばかりでした。
自分の強みを言えだとか、やり遂げたことは何だ?とか・・・
そしてチームワーク経験という謎のワードを出してきて受験者を困らせようとするやり方に困惑します。
そもそも氷河期採用の公務員試験に職務経験は問われていないのですから、人によっては答えようがない質問です。
面接官をうならせるような経験談など容易には見つかりません。アルバイトをがんばりましたとか書くんでしょうか?
何を書いたとしても、うすっぺらく感じてしまって困ったものです。
疑問を感じながらも、締め切りがあるのでいつまでも保留にしておくわけにもいかず、結局のところ申し込みを完了しました。
仮に二次面接までいったとすれば、面接官が、この面接カードを参考にしながら詰められることになるでしょう。
特別区の氷河期世代対象の公務員試験は大半の人が不採用になります。
それでも、申し込むしかないので申し込んだ
そういう話です。