氷河期世代の不合格時メンタル考察

公務員を目指している人で散々勉強したにもかかわらず、公務員試験に不合格になってしまった事例があります。

これはきつい。

勉強をという投資をしたのに結果が得られない状態になるので
損失感が半端なく大きくなってしまう。

これを避けるためには、公務員を第一志望にしないことです。

へんな言い方ですが、公務員になれるかどうかは勉強だけで決まりません。

筆記試験だけを考えれば勉強でなんとかなりますが、その後の面接や区面接・官庁訪問面接などは、はっきりいって努力の有無ではなく運で決まります。

運で決まるというのは言い過ぎかもしれませんが、過去の経歴や容姿、性格・年齢
こういった要素が最終的な採用の可否に深く影響していることを考えると、
受験生が元々もっている要素を努力で変えることには限界があるという事実があります。

理不尽なことですが、人事委員会は2次面接に合格しても最終内定は保証していません。

以上を踏まえて、
公務員試験は、努力が報われるものではない
という前提で淡々と受験していくのが精神衛生上好ましいのです。

公務員予備校に高い授業料を払ってまで勉強にがっつり取り組んでいた人もいますけれど、筆記だけ高得点をとって面接で落とされたらショックが大きいですよね。

もちろん予備校では面接対策もしてくれますが、先に述べたように生格や年齢、過去の経歴など、変えにくい、またか変えられない要素が多いので、人によっては無理ゲーになにっています。

一次試験合格のためには、勉強という努力が求められます。
一方、二次面接では、面接官に好印象を与えるための表現力・コミュ力が求められます。

受験者の実際がどうであれ、面接の場において、

公務員になったら何をしたいの?
なんで公務員になりたいの
民間に行かないのは何故?

って深堀されます。

あほくさ。(こんなこと実際の面接では口が裂けても言えませんが)

そんなの公務員になったこともないから知るもんか
っていいたくなる。

受かるわけがない・・・。

と思いながらも、どこで・・・もしかしたら合格するかも
こういう心境になるのが公務員試験受験者のメンタルです。

まとめ
公務員受験者は、自身のメンタルの健康を大切にしないといけない。
公務員がダメなら他の道を用意しておく
公務員を受験するにしても併願をする。
第二・第三の道を常に用意しておく。

個人的には、公務員として働いて社会保障費を積極的に負担したいと考えていますが、
こんな無益な就職競争はやめてもらいたいものです。

50歳の氷河期世代としては、もう片足老後に足を突っ込んでいます。
勝ち組だろうと、負け組だろうと、最終的には死がまっていることに違いはありません。

これから定年のまでの貴重な時間を公務員としてつまらない仕事に従事するのか
そう思うと無駄なことかもしれない。
そんなふうにも思えるわけです。

もっともっと氷河期世代を積極的にまともな仕事に就いてもらったほうがいいと思いますけどね。

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