やりたいことを優先するのが本当のキャリア形成
お笑い界の大御所・萩本欽一さんが駒澤大学を自主退学したというニュースがありました。
年齢は78歳ということで身体能力的な活動時間の限界や、お笑いへの思いなどいろいろあって退学の決断をされたようです。
でも、理由は正直どうでもいいと思うんですよ。
重要なことは、やりたいと思ったことを、その都度自分に正直になって行動している点です。
ここに社会福祉士が学ぶべき点があります。
萩本さんはこれまでにも、数々の高視聴率番組を作ってきことは言うまでもなく、野球チームであったり、映画づくりであったりと、多方面で活躍されてきました。
すこいバイタリティーです。
こうしたことができるのは、特別な才能があるからと思いがちですが、実はそれだけではないと考えています。
結局、
「自分に正直にやりたいことに対して行動できるかどうか?」
だと思うんです。
通常、年齢を考えれば、人は高齢になれば変化を嫌うものです。
年齢が若くたって変化を嫌う人は多数派です。
これまでと同じ生活、同じ行動、同じ考え、同じパターンを繰り返すことで安心していられるのが普通です。
しかし萩本さんは、自分に正直なので、大学に行きたいと思ったら行くし、やめたいと思ったらやめるわけです。
ちなみに、あと2年して、また気が向いたら大学に戻る可能性も示唆していますので、80歳で、また大学に復帰なんてニュースが聞かれることがあるかもしれません。
萩本欽さんにとって大学は、趣味として本当に楽しかったようですが、大学を趣味と言ってしまうところが、なんとも生き方にアドリブが効いていると思います。
「今の自分は本当にやりたいことをやっているのか?」
そして命はだれしも有限だという、まぎれもない現実
- 自分は本当にやりたいことをしているか?
- 今しかできないことをしているのか?
このことを常に意識しながら行動を選択していくのが本当のキャリア形成です。