社会福祉士の就職は自分に正直なることがコツ
何のために大学に行っているのか?
これによって社会福祉士の就職の方向性が決まります。
- 就職するため
- 勉強するため
- 資格を取るため
- なんとなく(遊ぶため)
この中に、あになたが大学に行く理由はありますか?
注意すべきは、「つもり」の部分は捨てなければいけないということです。
就職するつもりで大学に行っている
というのは無駄な考えです。
本音のところを認めないと始まりません。
理由を他人に説明する必要はないので、心の中にとどめておいてよいのでどうかきいてください。
「一体、何のために大学にいっているのか?」
私の場合、何のために大学に行ったのかというと、実は
「勉強がしたかったから」
というだけです。
当時ブラック企業で働いていたので、そんなあてのない仕事に疲弊するよりも、仕事なんて辞めちまって、興味のあることを思い切り勉強できたらどんなに幸せだろうと思ったのです。
対外的には就職のためとかいう顔をしていたけど、今考えればあれは詭弁でした。
ホントは就職なんて考えてませんでした。その証拠に、いざ就活の段になって条件の悪さに愕然とする日々をおくり、就職できないというオチがつきました。
ほんとに就活が目的だったならば、さっさと決めていたはず。それを、やれ「給料が安い」だの「経験がないから無理」だの言い訳をしていたのは、すべてやりたくなかったからしていたことです。
こういう正直な気持ちを認めたとたん、私は社会福祉士の仕事をみつけることができました。
それが今の生活支援員の仕事です。
給料は安く、希望条件の仕事でもありませんでしたが、雇ってくれるというので行ってみただけです。でも、それがもう今年で勤続12年目です。
続いた理由を一言でいえうと勤務時間が短かったからです。
残業もない職場なので、私は仕事以外のところで自分のしたいことにかなり力をいれてこれたのです。これはよかった。
要するに、私にとって仕事は好きなことをするための手段だったということです。
もちろん給料をもらっているので、給料分の仕事は責任をもってします。しかし、それ以上の無償奉仕はしません。世の中には、こういう忠誠心の持ち方もあるのです。
ぜひ、自分に正直になって就活を進めてみてください。長期的な視点でみれば、人間は自分に正直な行動しか続けらないということも頭の片隅に置いといてください。
社会福祉士の就職は自分に正直なることがコツです。