TOKIOの城島茂さんに学ぶ社会福祉士リーダー論
ジャニーズで異色の人気をほこるアイドルグループTOKIO
そのリーダーである城島茂さんですが、私はファンの一人です。
理由は、その温厚なイメージとは、うらはらに暗い過去が存在している点が、彼の魅力を引き立てていると感じるからです。
父親の逮捕
母子家庭での極貧生活
といった過去です。
一方、さまざまな逸話があるのも城島さんの特徴です。
かなづちで高所恐怖症
オフの日は、動画サイトをみながら、一人酒
小学3年生のときに両親が離婚し、母親に引き取られた。
中学校まで不登校児だった。
中学3年の時、テレビで少年隊が「仮面舞踏会」を歌っているのを見て
「もう引きこもりから脱したい。芸能界に入れば変わることが出来るかもしれない」
と思い、芸能界入りを決意したという事です。
城島さんは、不登校経験者だっただったんですね。
そんな逸話の多い城島さんですが、その経歴は多彩です。
城島茂
日本のミュージシャン、アイドル、タレント、俳優、司会者、ギタリスト、キャスターである。
そして、アイドルグループでロックバンドTOKIOのリーダーを務める。
(ウィキペディアより)
ちょっと笑ってしまうかもですが、
なんと多彩な才能だろう
と思いますね。
ちなみに、TOKIOのリーダーになった理由は、じゃんけんで勝ったからとのこと。
じゃんけんでリーダーを決めたのは、メンバーで喧嘩しているところを、少年隊の植草さんにとがめられ、「リーダーをじゃんけんで決めろ」といわれたことがきっかけだとか・・・
TOKIOの他のメンバーいわく、リーダーはあだ名とのこと。
他にも、老犬というあだ名もあります。
実に逸話の多い人だと思います。
私は、
城島さんは、福祉のリーダーである社会福祉士のイメージがあると思っています。
もし、社会福祉士が出てくるドラマがあったなら、その役を演じるのは、城嶋さんが似合うのではないでしょうか?
暗い過去があるけれども、多彩な才能があり、周囲に愛されている
そして、ちょっと寒いダジャレも言う
こういう人は、まじめ一辺倒の人よりも柔軟性があって社会福祉士に向いています。
逆に
かっこつけている人は2流ですね。
頭の良さとか、偏差値とか、そんなのどうだっていいんです。
第一、
かっこつけている人は、
人からどう思われているかを気にし過ぎてしまいます。
そうなると、決断することが怖くなります。
決断できないということは、結局、人から悪く思われることを恐れている状態です。
こういう人は、物事を民主的に決めようとする傾向があります。
何か物事を決めようというときに、多数決で決めようというのは、マネージャーの発想です。
マネージャーというのは、ある意味常識的な人です。
メリット・デメリットを計算して、メリットの大きい方を選択します。
ただし、物事は考えれば考えるほど、行動しないほうがメリットがあると感じやすいので、行動しない方向に行きがちです。
ちょっとでもリスクが生じる確率があるなら
「止めておこう」
とか
「次の機会にしよう」
となってしまうのです。
でも、リーダーは、そうじゃないんです。
80%の人が、反対していても、20%の可能性にかけて実行してしまう人
それがリーダーなんです。
リーダーは痛い体験の量が半端なく多いので、
体験的に、皆と違うことをすれば成功する
というのが分かっているのです。
考えているだけだと、時間ばかりが過ぎて、年をっとってしまうという感覚が強いので、
まずやってみて、失敗したら考えよう
というスタンスなのです。
もちろん失敗することは多いです。
というか、失敗ばっかりです。
でも、
10回失敗して2回成功するリーダーと、
0~1回失敗して、0回成功する凡人とでは、
勝率としてはリーダーのが上です。
しかも、リーダーは、失敗から、常に学んでいます。
10回のうち、8回は痛い思いをしているリーダーですが、
痛いのが気持ちいいと、リーダーは考えます。
マゾヒストです。
辛い状況を笑いにできる能力に長けている点がリーダーのすごいところです。
以前、
城島さんが、鉄腕ダッシュという番組でイカをさばいているとき、怒ったイカが城島さんを攻撃したことがありました。攻撃姿勢のイカを両手で抱えた城島さんが「ご挨拶してくださいよ。『はいはい、イカが~?』」とダジャレを言う場面がありました。
livedoornews 2016年2月1日より
これは、城島さんのリーダーの資質を垣間見れる一面です。
痛い体験をしながらも、ダジャレをかます。
ここが、城嶋さんのすごいところです。
そもそも、
ジャニーズに入ろう決意した城嶋さんには、かなりの決断力があったと思います。
もし、そのことを周囲に相談したら、
「やめておけ」
とか
「あなたには無理」
といった反応だったに違いありません。
でも、見事ジャニーズに合格
すごいですね。
今日も、城島さんは、暗い過去を表立っては見せず、仕事ではプロフェッショナルとして、コミカルなキャラクターを、ファンにみせてくれています。
暗い過去というのも、ある意味変えられない痛みです。
痛みを逸話に変えてしまえる余裕があれば、リーダーとして一歩前進といったところだといえましょう。
福祉のリーダーといわれる社会福祉士は、別に偉い訳ではありません。
しかし、その姿勢は、TOKIOのリーダー、城嶋茂さんに学ぶべきでしょう。
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