訪問介護16年の歴史に幕
今日、私は16年続けてきた訪問介護のパートの仕事を実質退職する日となります。
正式には、2018年3月31日付けで退職なのですが、有給休暇の消化の関係で今日が最後の出勤日となります。
訪問介護は、私が大学生だった時代の2001年に始めた仕事でした。
当時、ヘルパー2級の資格をとるための実習で、たまたまおとずれた事業所に誘われれたのが始まりでした。
大学生でもありましたが、同時にブラック企業で働く雇われ人だったので、勤務日数は週に1日土曜日だけパートで訪問介護の仕事をすることになったのです。
大学での勉強と、フルタイムの仕事(空調設備の会社)と、訪問介護の3つを同時に掛け持ちしていたので、あわただしい毎日だったのを思い出します。
後に、ブラック企業は辞めて、学業に専念することになりましたが、訪問介護のパートの仕事は続けてきました。
福祉系の大学生をしながら、レポートを作成する際は介護で得た経験をもとにして書いていました。
当時は、インターネット環境がなかったので、調べものは「現代用語の基礎知識」や「イミダス」という分厚い電話帳のような書籍でしていました。これらの本を図書館で借りてリュックに入れ、自転車をこいで訪問介護をする
これが結構な体力を要することなんです。
今思えば、これで私の腰は鍛えられたのだと思います。
巨人の星の大リーグ養成ギブスのようなものですね。
そんなこんなで大学卒業後は、生活支援員として勤務しながらも、辞めるタイミングがつかめないまま、ずっと介護のパートを勤め続け、気が付いたら16年半の月日が流れていました。
そして今日、16年の歴史にまくを閉じます。
今回、退職することになった経緯については、また別の記事で書いていこうと思いますが、簡単に述べると、労働条件の引き下げによる退職ということになります。
個人的には、まだ数年は続けたいという想いがありましたが、物事には必ず終わるときがあると考えてあきらめました。
いつまでも同じことに固執して時間を浪費しても得るものはありませんからね。
ではこれから出勤です。