引き寄せの法則を学んだ社会福祉士

今年のお盆は、雨が多くて、涼しいですね。

私は、生活支援員の仕事は夏休みなので、自宅でブログを書いたり、読書をして過ごしています。

さて、今日はどんな本を読んでいるかというと、
『ザ・シークレット』
です。

ご存じの方も多いと思いますが、「引き寄せの法則」について書かれた本です。
今日は、この本を読んでいて、思ったことが一つあります。

引き寄せの法則とは、簡単にいうと、
「頭の中で思い描いたものは、それを実現させる力を引き寄せ、実現させてしまう」
という法則です。

この法則は、社会福祉士が成功するために使えるのではないか?とおもったのです。

特に気になったのは、ザ・シークレットの、
「不平不満を言っていると、不満を言いたくなるような状況を引き寄せる」
(ロンダ・バーン著『ザ・シークレット』角川書店 2007年 38ページ)
という一文です。

例えば、
「社会福祉士の資格をとっても意味がない」
という不平不満をよくききます。

「大学まで出たのに、学費ばかりがかかって、ペイできない」・・・・

こうした不満をいいたくなるのは、わかるのですが、そんなことを思ったり、言葉にしてしまったら、本当にそれが実現してしまうというのが、引き寄せの法則の教えです。

今日、この本は、私に
「起きて欲しいことだけに思考をめぐらせるほうがいい」
ということを教えてくれました。

いいことを、教えてくれました。

なので、今日は、
「私はもっと経済的・時間的に自由な社会福祉士になりたい」
と考えるようにしました。

現場で安く、都合よく使われているだけであったり、奉仕の精神で自分をすり減らしているだけだと、自由になることはできません。絶対に・・・・

第一精神を消耗しますし、自分のことだけで精いっぱいになるからです。

その結果、他人のことを、ねたむようになり、ネガティブな思考が生じてしまいます。

というのも、実は、ここ何ヵ月かの間、職場に長期病欠をしている人が何人もいることで、現場が忙しくなる状況がありました。

病欠の人は、公務員の身分を利用し(私は非正規の公務員のため非該当)、医師の診断書をとって、満額の給料をもらって、何ヵ月も休んでいるのです。しかもその金額は私の何倍も高いのです。

なんだか、その人が、正義に反するようなことをしているように感じられて、気持ちがとてもネガティブになっていました。

本当は、その休んでいる人だって楽しいはずはありませんし、精神的に辛いというのも事実なのでしょう。

そうした事実関係よりも問題なのは、私自身のネガティブな気持ちからくる悪影響です。
これは、引き寄せの法則によれば、明らかにNGですね。
こういう思考をしていると、本当につらい状況が実現されてしまいます。

『ザ・シークレット』を読むことで、
もっとポジティブな気持ちの状態を目指す必要があると深く反省した次第です。

「もっと、起きて欲しいことだけに集中しよう」

それには、まずは自分の幸せを考えなければいけないと思いました。
自己犠牲で他人に奉仕することは所詮長続きしません。
福祉の職場にいると、つい自分さえ我慢すれば・・・・という思考になりがちです。

まずは、自分を大切にすることからはじめようと思いました。
自分を大切にできない人は、結局、他人を大切にすることもできないからです。
こう考えると、社会福祉士の資格は、実に役に立つものだということが分かります。

社会福祉士になる課程では、
マズローの欲求段階説、バイステックの7原則、社会福祉援助技術
いろいろ学んできました。

これら、有益な知識は、自分のために活用することができます。
これだけでも、いかに社会福祉士の資格が役に立つかわかると思います。

ザ・シークレットを読んでいると、スピリチュアルな話なのかな?
と感じさせたり、うそっぽいなとかな?、宗教か?と思われるかもしれませんが、どれも違います。

文中では、宇宙とのつながりの話まで出てくるので、信じがたいと思ってしまうかもしれませんが、引き寄せの法則が経験的に事実であることは理解できます。

「法則性がないのに、法則という言葉を使うのは、頭が悪い」
とか、そういう批判をする人もいますが、理屈よりも経験から得た結果を重視したほうがお得です。

説明の仕方はどうであれ、頭の中で思考し続けていることは、いつかは実現するんですよね。

ここで、極論をいってあげあしをとるような思考は、よくないと思いました。

たとえば、
「人間なのに鳥になりたいといって思考し続けたとしても、それが実現する可能性は0パーセントだ」
という理屈です。

この理屈は正しいかもしれませんが、お得なことが何ひとつありません。

そういう反論をして斜に構えるよりも、自分が本当になりたい状態を正確に言葉にする努力をしたほうが断然お得です。

たとえば、
「鳥になりたい」ではなく、「鳥のように自由になりたい」と願えばどうでしょうか?
「鳥のように自由な時間がほしい、好きなことに力を注ぎたい、そのために私には、○○が必要だ」
と具体的・現実的に思考すれば、引き寄せの法則が作用してくれそうですよね。

「ネガティブ思考をしない、実現して欲しいことに意識を集中する」
考えてみれば、すごく当たり前のことなんだなと学びました。

とかく、ネガティブなことは言葉にしてしまいがちなので、気をつけたいと、強く思った一日でした。

ザ・シークレット [ ロンダ・バーン ]

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