引き寄せの法則では、嫌なことに笑顔で感謝する
さきほど、銀行に用事があったので、引き出しをしに、
〇井〇友銀行に行ってきました。
ATMからお金を引き出すと、お札が2枚破れていました。
ATM近くの電話で係の人を呼び出すと、
「銀行の者が伺うので待ってくれ」
とのことでした。
出てきた行員さんがとった対応策は、
引き出したお金をもう一度ATM入金し、そしてもう一度引き出せば、破れてないお札が出てくる
とのアドバイスでした。
私は、そのまま真に受けて31万円を入金し、次に31万を引き出そうとおもったら、引き出せませんでした。
〇井〇友銀行では、1日に引き出せる金額は50万円までです。
すでに31万引き出しているので、もう一度31万引き出すことはできなかったのです。
よくよく考えてみれば、この不便さは知っていたのに、うかつでした。
破れているお札だけを選別して、入金して出金すればよかったのです。
結局、私は、31万を引き出すという目的を達成できず、
「わざわざ休みをとって銀行にいったのに無駄なことをしてしまった」
という気持ちに襲われてしまいました。
また、その行員さんが、マニュアル通りに
「もうしわけありませんでした」
と冷たいロボットのような口調で繰り返すだけで、
しかも立ち去り方が、小走りで
いかにもめんどうくさそうな客だというのが背中に、ありありと現れていたもんですから、
私は、その行員さんには、笑顔で
「そうですか。ありがとうございました」
とは言えませんでした。
きっとぶっちょう面をしていたことと思います。
で、今、家に帰ってきて、反省しました。
まず、お札が破れていた時点で、
「なんだこれは」
と無意識に怒りがこみあげていました。
この時点で、
「あっ、きたぞ、嫌なことを引き寄せるときの予兆だぞ」
と気づくべきでした。
これまでの人生経験から、こうした怒りのスタート時点というか、起点というものは、
何度も経験しているはずなので、今後は、忘れずに、怒りの起点を認識することが大切だと思いました。
そして、
「自分が何を失ったのか?」
と自問してみることが大切です。
今回の場合、私は、時間を失いました。
「わざわざ休みをとって銀行にいったのに、用事をすませられなかった」
ここに腹を立てていたわけです。
しかし、破れたお札が出てくる確率は、ゼロにはなりません。
今後も同様のことは、あり得ますし、こういう、運の悪い日はあるものです。
なので、ただ運が悪かっただけであって、実は何も失ってなどいなかったと考えることができるのです。
とすると、今回のケースを「引き寄せの法則」で改善するならば、
「運が悪かったと思って、笑顔でありがとうと感謝する」
これが幸運を引き寄せる正解の行動だった
という反省点に到着します。
これは、とても難しいことですけれどもね。
もし、怒りの起点にいるときに、笑顔でいることが難しいと感じたならば、
自身が逆の立場だったら、つまり苦情対応する側だったら、どうしていたかを想像してみてください。
私も、仕事でお客様(利用者)の苦情を受けることはあります。
苦情の中には、自分のミスではないのに自分が責められるというケースがあります。
認知症や知的障害のために他害のある利用者に叩かれたり、つねられたりすることもあります。
そうした場合であっても、もちろんお客様には謝罪します。
利用者に叩かれながらでも、「ごめんなさいね」といいながらオムツ交換をします。
ですが、お客様に対して本心で誤っている訳ではないので、大概マニュアル的な謝罪になりがちです。
つまり、自分だって、仕事で利用者に対応するときは、今回の銀行員と同じような態度をとっているのであれば、
お互い様ですから、嫌なことに対して、笑顔で感謝することで、幸運を引き寄せることができるのです。
嫌に事に対して、ぶっちょう面をしていたら、ますます嫌なことを引き寄せてしまいます。
今日の結論
今回、嫌な事態を引き寄せたのは、他ならぬ私自身である
ということ。
ネガティブワードが潜在意識の中にあって、それが引き寄せられたという実証がなされた
ということ。