男性社会福祉士は婚活におけるロークラス
結婚を望む独身女性が、男性に求める年収として
「年収1000万」
という条件があるようです。
婚活において男性の収入は非常に重要なファクターで、避けて通れないといいます。
年収1000万以上の男性はほとんどいないにもかかわらず、結婚を考えている女性にとってはこれでも譲歩しているくらいなのです。
これは、結婚に安定を求める女性の本音が表れており、責めるべきことではありません。
ある結婚相談所の入会資格(男性)には、次のようなものがありました。
- 大手企業に勤務
- 弁護士
- 公務員(年収700万以上)
のいずれかを満たすこと
年齢は39歳以下でした。
ハイクラスな男性に出会えるという売り込みの相談所なので、このような入会資格が設けられています。
婚活における年収に関する条件を考えると、男性社会福祉士のほとんどは、非該当者ですね。
そもそも結婚相談所の入会資格がありません。
公務員の社会福祉士はいると思いますが、年収700万位以上の条件を満たすのは、年齢要件を考えると難しいでしょう。
お金があっても、おじさんではダメよということです。
要するに、この結婚相談にいわせると、社会福祉士は、ハイクラスな男性とはみなされていないのです。
いわばロークラスとでもいいましょうか・・・・要するに対象外ということです。
一方、婚活男性が女性に求めるファクターとしては、年齢や容姿があります。
年下がいいとか、若い方がいいとかという希望ですね。
子供が欲しいと思っている男性は、特に相手の年齢を気にするようです。
真剣にパートナーを探している男性にとっては、これまたリアルな条件であり、一概に責めることはできないといえるでしょう。
実は、この結婚相談所ですが、看護師の女性と、ハイクラスな収入の男性をマッチングさせるところに特徴があります。
で、男性入会者には、入会にあたって事前に次のようなチェックリストを確認しています。
- 看護師のお仕事は変則的で、夜勤などがありlineなどではすぐに返事ができないことがあります
- サバサバした性格なので、過剰に看病を期待されても期待に沿えないことがあります
- 男性がイメージするような白衣の天使ではありません
上記のチェックリストにレ点を入れたうえで男性は入会することになります。
ちょっと笑ってしまいました。
現場で看護師と仕事をしたことがない、一般の男性にとっては必要なチェックリストなのかもしれません。
さて、この「婚活」という活動ですが、
社会福祉の価値から婚活をながめてみると、非情なまでにリアルな現実をみせつけられる気がします。
社会的公平とか、正義などというものは、婚活においては無力です。
- 相手の顔立ち
- 身長
- 体型
- 収入
- 年齢
といった条件的要素で選別することもそうですし
「フィーリング」
といった数値化できない要素も関わってきて、きわめて個人的な行為が婚活だということがいえます。
男性社会福祉士は、当事者としては婚活に関わらない方がいいと思います。
入会資格ないですしね。
ちなみに、婚活ではなくて職場恋愛で看護師と結婚した男性はいます。
女性は、福祉職場の男性に目も向けないという意見がありますが、実態はそんなことはなくて、職場結婚は存在します。
婚活では、条件が先行しがちですが、職場恋愛は内面の要素が大きいというのが理由だと思います。
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