労働組合が給料を上げてくれると思っていませんか?

私は、ある障害者施設で支援員をしています。

労働組合に加入していて、組合費を毎月支払っていました。

でも、この9年間、給料は全く上がっていません。

この状況について、考え方の整理をしました。

前々から考えていたこと

組合費を払うのが無駄ではないのか?

組合の活動に参加できている状況ではない

ならば労働組合を退会しようか?

このような考えが頭を巡っていました。

今日、組合事務所に言ってよかったこと

労働組合の事務所に電話して、退会する旨を伝えました。

すると驚いたことに気持ちがすっきりしました。

自分の意志をきっぱりと言えると、力が湧き上がってくるのを感じました。


すっきり

今日、組合の人に言われて嫌だったこと

組合費は払わなくていいが、次の会合に出て話をしてほしい
といわれたことです。

会合で何の話をするかというと、
普段仕事に対して感じていること(安月給だとか)です。

会合でそういう話をすることが組合を盛り立てることになるとのことです。

結局、愚痴を言って終わりになってしまうようで嫌だなと思いました。

会合は欠席することにしました。
退会の意志に変わりはありませんでした。

あまり気付かれないこだわり

給料を上げてくれと懇願するよりも、自分のビジネスを持った方がいい。

大切なエネルギーは自分のミッションや貢献に使うべき。

給料を上げることよりも、時間の方がはるかに価値が高い。

一時間という時間は、一時間分の命と同等の価値がある。

時給千円と、一時間分の命とは≒(ノットイコール)の関係にある。

組合を退会することに対する考え

組合の活動を否定する気はありません。
労働者として、雇用元に主張していくことは大切です。

でも、私は組合から離脱することに決めました。

給料は、組合に上げてもらうものではないことに気づいたからです。

組合費を払うばかりで、参加することが少なかったことは反省点です。

組合に入ってさえいれば、いざというときに助けてもらえるという甘えの精神構造が存在していました。

支援員は労働者、社会福祉士は自己リーダー

法令違反をせず、利用者のために汗を流して支援をしている

その結果、職場から「あなたは要らない」といわれるのであれば、喜んで辞めようと思いました。

これは、労働者としてではなく、自己リーダーとしての発言です。

社会福祉士は、生き方に関わる資格ですので、自分に対してリーダーシップを発揮して決断しました。

といっても、職場を辞めるわけではありません。

引き続き、支援員として汗を流していく所存です。

給料分は、仕事をします。

ただ、組合からは離れるというだけです。

組合費は自己投資に使って、いつかくる退職の日に備えることにしました。


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