レポートに成績依頼文を書くと印象を悪くする
ある通信制福祉系大学の学習ガイドの記述で気になるワードがありました。
それは、レポートを提出する際に、成績について配慮を依頼する手紙を同封する学生がいるということです。
大学のレポートに個人的な手紙を添える人がいるというのは驚き。単位を落とさないでくれという趣旨の手紙を書く手間があるならレポートの内容に手を加えて完成度を高めた方が早いです。 pic.twitter.com/FuS0pP6toV
— SAM (@netdemoukeruSAM) March 21, 2020
成績について配慮を依頼する記述というのは、どういうものか?
具体的な事例については公表されていませんが、おそらく次のような内容でしょう。
- 忙しくて勉強する時間がとれなかった
- この科目の単位を落としたら留年になってしまう
- 留年になったらもう授業料が払えなくなってしまう
- 〇〇で忙しくて勉強ができなかった
- 成績はB以上でお願いします。さもないとGPAが悪くて云々
だから、レポートの成績は不可にしないでください。
こういった内容の文章やメモをレポートに同封して大学に送付する学生がいるということです。
書き方はいろいろあるでしょうが内容的にはこんなところでしょう。
大学の学習要綱に記載して注意喚起するくらいですから、このような事実は実際あると考えられます。
大学としては、いろんな学生がいるので想定の範囲内でしょうが、レポート・科目終了試験に合格したい場合、この、泣き落としともとられかねない依頼文は書かないほうが絶対にお勧めです。
仮に、そこそこの内容のレポートを書いていたとしても、最後に、
「成績はAをお願いします」
なんて書いてあったら、採点者をひどく侮辱している体裁のレポートになってしまいます。教員の学生に対する印象も悪くなってしまいます。
大学のレポート・・・・とくに社会福祉系のレポートは、そもそも独創性のあるレベルの高い内容は求められていませんので・・・ましてや学生の書くレポートは基本的な内容が理解できているかがみられている程度ものです。
なので、あまり恐れずに自分の考えを文章にするのが一番得策です。