社会福祉士実習が中止になってもあわてない

昨今の社会状況によって、社会福祉士の実習が中止・延期される事態が生じています。

社会福祉士を目指す学生にとっては、修業年限以内に受験資格が得られるのか?不安になっている方がいると思われます。

結論から述べると、柔軟な配慮がなされるので過剰な心配は不要です。

厚生労働省内のサイトには、大学や養成施設に向けて次の通知がなされています。

参照先(厚生労働省サイト内より)

これは、要するに新型コロナウイルスの影響により、社会福祉士の実習が中止や縮小されたとしても、各大学や養成施設が代替の補修授業や演習をすることで実習を受講したとみなせますよと通知している文書です。

社会福祉士の実習というのは、学生にとってはもっとも負担の大きい履修科目です。
体調管理の面でも不慣れな現場での単位習得という意味でも、心労の多い学習形態が実習です。
さらに、限られた期間でしか履修できないことから、中止になると受験資格が得られないのでは? という不安も当然に大きいものとなります。
実習単位を得られなければ、卒業や国家試験受験にも影響しますので無理からぬことです。

しかし、社会福祉士をはじめ、各資格にまつわる実習履修の取り扱いについては柔軟な配慮をするように、厚生労働省から各大学・養成施設に通知がなされていますので、過剰な心配は不要です。

所属学校の通知をよく読んで、代替の演習や授業、補修を受ける準備をしてください。つまり学習制度的には一定の配慮があるということです。

ただし、自身の健康管理や昨今の緊急事態によっての体調管理という面では、国民の誰もが自制を求められていますので、その辺りは日々政府の情報やニュースをチェックしておくことが賢明な対応となります。

まとめ
社会福祉士の実習が中止となり、受験資格が得られない? 規定年数で卒業できない? という過剰な不安は不要。受験資格獲得には一定の配慮がなされる。

  • 所属学校からの情報と対応にアクセスして冷静に対応する。
  • 実習の有無にかかわらず、普段から体調管理につとめる。

という行動が重要です。

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