最安値に挑戦!東京通信大学の授業料は、こんなにも安かった

通学と通信の学費を比べたら?倍の差があった

来年(2018年)から、東京通信大学が開学します。

まだ開学していない大学なので、今後どうなるかは未知の部分が多いのですが、現段階で分かっている情報をもとに意見を述べたいと思います。

東京通信大学(tokyo on-line university)は、その名の通りオンラインのみで単位習得が完結し、通学することなく、
「スマホで卒業できる大学」といわれています。

15分単位の動画授業と小テスト、ディスカッション、相互評価、単位認定試験(またはレポート)によって履修するというシステムです。

ディスカッションや質疑応答等も含めてオンライン上で行うのが原則となります。

このシステムだと、大学側が宣伝しているように、ランチの合間に授業を受けられる学習環境が整ったことになります。

ウェブ完結型の大学としては、これまでにもソフトバンクによる「サイバー大学」がありましたが、今回は福祉系学部(人間福祉学部)の設立が予定されている点が大きな特徴です。

福祉系ですので当然、社会福祉士の資格も取得できる課程になっています。
精神保健福祉士もとれます。

もちろん、資格課程の単位については、オンラインという訳にはいかず、通学が必要なのですが、それ以外の単位は、原則オンラインで完結できる設計になっています。

こうした福祉系学部は、珍しい存在です。

授業料は、かなり安く設定されていて、1年次入学で社会福祉士の資格課程を登録した場合の総額は、743,000円です。

東京通信大学学費4年
(東京通信大学公式webサイトより)

実習費や入学金、スクーリング費用も含まれてこの値段ですから、かなり安いといえます。

ちなみに、同じ条件(4年間で卒業)で、日本福祉大学(通信)の授業料は、およそ100万円です。日福ですら、かなり安かったのですが、東京通信大は、それを上回る安さがあるという訳です。

さらに、おどろきなのが、1年次入学の場合、4年で卒業できない場合は、以降の授業料はかからず、学籍管理料だけで済むというのです。なので、仮に8年大学に在籍したとしても授業料は、823,000円で済むという計算になります。

東京通信大学学費8年

(東京通信大学公式webサイトより)

(上記に示した東京通信大学の授業料の金額は、公式ポーページのシミュレーターによって計算した値となります。2017年9月時点 また、一部科目については、別途教材費がかかると記されています。)

8年間大学に在籍する人は、まれでしょうが、仮に8年戦略で学士をとるとしたら、その人の年間授業料は10万2875円です。月にして8573円です。

編入学の場合は、認定される単位によって、授業料はさらに安くなるでしょう。
もう大学教育(通信)は、習い事と変わらない金額で受けられる時代になっているといえます。

まとめ

今回の記事では、授業料という点にしぼってお伝えしましたが、2018年に開学する大学のことですので、今後改定される可能性があることに留意してください。

また、授業料が安くできるということは、WEBのシステムを利用するなど、そこに理由があるということを理解したうえで出願を検討してみるとよいでしょう。

ちなみに、通学課程の大学の場合、授業料はだいたい年間100万くらいは必要となります。

通学課程の中でも、かなり安い方といわれる大学の一例として挙げると、日本社会事業大学の場合、4年間で3,182,200円となっています。


社会事業大学学費

(日本社会事業大学webサイトより)

あくまで、単純計算した場合ですが、東京通信大学の4倍以上の学費となっています

大学の選択基準において、授業料の安さに価値を置いている場合、東京通信大学は有力な選択肢のひとつとなるでしょう。

補足

通学課程と通信課程の両方ともが、かかるコスト相応の授業料を設定しています。

その中で、先の日本社会事業大学(通学課程)は、むしろ良心的な値段設定といえるでしょう。

通学課程は、対面で授業をする関係で、どうしても人件費が通信よりもかさむ構造になっているため、授業料が高くるなるのは、やむを得ない側面があります。

要は、何にコストをかけているか、何を削っているかによって、値段が違ってくるということですね。


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