ゾーンに入れば、2か月前からでも社会福祉士国家試験は合格できる

今日は、12月4日です。
ちょうど社会福祉士国家試験の2か月前です。
(本試験は、平成30年2月4日 日曜日)

「試験まて、3か月を切っているじゃあないか?」
と思ったあなた
心配は無用です。

試験勉強が2か月間、かつ一日2時間しか勉強時間がとれないという人も、合格をあきらめる必要はありません。

ゾーンに入れる時間を増やせるかどうかが、合格のカギです。

過去問の周回数や、机に座っていた時間総数ではなくて、
ゾーンの総量が大事です。

ゾーンの総量によって、
「合格することが当然」
と思い込める状態になれます。

今日は、
ゾーンに入れば、2か月前からでも社会福祉士国家試験は合格できる
というお話をしたいと思います。

受験勉強は、いつから始めるのがベストか?

「社会福祉士国家試験の勉強は、いつから始めるのがいいですか?」

この質問は多いです。

結論から述べますと、
試験の3カ月前から
ということになります。

もちろん、一日何時間、試験勉強に当てられるかは、人によって異なるので、一概に3カ月前ということはいえません。
受験資格を得るまでに、どの程度、基礎知識を得たか?
についてもばらつきがあるので、なおさらです。

ですが、大まかに言えば、
一日、5~6時間も勉強に当てられるのであれば、3カ月前からスタートすることで、余裕をもって合格ラインに到達が可能
といって差し支えないでしょう。

では、
「一日の勉強時間が1時間しかとれない人は、今から勉強して合格できるのか?」

この点が気になりますよね。

結論を申しますと、
「合格できる」
ということになります。

ただし、条件があります。

それは
ゾーンの状態を、ある程度維持できる
ということです。

ゾーンとは、極度の集中状態のことを意味します。

この言葉は「黒子のバスケ」というアニメの中で、取り上げられたことから、ご存じの方もいると思います。

スポーツの世界では、
「ゾーンに入れたものが勝利に導かれる」
という要素が強いというのは、感覚的にも理解しやすいのではないでしょうか?

肩に余計な力が入らず、リラックスしているが、集中している状態

まさしく、
「ゾーン」に入ると、

テニスボールがスイカのように見えたり、

本来、ものすごいスピードが出ているはずのボールの動きが、スローモーションのように感じられたりします。

「黒子のバスケ」のようなスポーツ系のアニメでは、スローモーションのシーンがありますが、これはゾーンを映像で表現したものです。

で、
このゾーンを、社会福祉士国家試験の勉強に当てはめてみるとどうなるのでしょうか?

国家試験は、ある意味戦いであり、勝負事です。

  • 合格?
  • 不合格?

一定以上の得点があれば、全員が合格できるので、誰かを打ち負かす試合ではありませんが、
自分に勝つことができるかどうかという意味では、十分にゾーンの概念が当てはまります。

試験日の前から、すでに戦いは始まっています。

その時、
「勉強時間は、一日1時間しかないが、極度の集中状態で勉強をしている」
これが実行できれば、短い勉強時間であったとても、合格する確率は、グンと上がります。

ちなみに、
ゾーンの状態は、長時間続かないのが通常です。

だからこそ、
極度に集中しているので、短時間で勉強するのに向いている手法だということになります。

ネットサーフィンをしながら、ラジオを聴きながら、テレビをみながら勉強するのとは違って、
ゾーンは、その効率性がケタ違いです。

では、
ゾーンに入るコツをお伝えいたしましょう。

コツ1

  • 合格することが当然と思い込むこと
  • 合格する人そのものの精神状態になること

まちがっても、

  • 落ちたら、どうしよう
  • お試しの受験だ

などと、微塵も考えないでください。

合格へ導かれるための、迷いをなくすことが大切です。


ここで、
私が受験したときのことを、少しだけお話しましょう。

私は、受験勉強を3か月前から始めました。

一日少なくとも5時間以上は勉強していました。

かなり長時間、勉強に時間を使っていたほうです。

やりすぎといってもいいレベルでした。

でも、実は
ゾーンに入っていた状態は少なかったのです。

過去問題集やワークブックを読んではいるが、頭に入ってこない、非効率な勉強を膨大にこなしていた
というのが実態です。

勉強をひたすらとやりまくるという、力わざでしたので、数の論理によって、一定量はゾーンにはいることができていました。

これは、数打てば当たるというやりかたであり、
力任せで、非効率なやりかたでしたね。

とにかく勉強の数だけは、こなしていたので、私は
結果的に

「合格して当然」
という精神状態になれていました。

今思えば、一日のうちで集中できていた時間というのは、せいぜい30分から1時間くらいでした。
あとは、まんぜんとした勉強だったり、必死ではあっても頭には、あまり入っていないガリ勉でした。


私の、受験経験からいえる反省点は、
受験勉強は量の問題ではない
ということです。

いかに集中できるかが合否のカギですので、
まずは、迷いをなくすことが必要です。

コツ2

ゾーンに入れる時間を増やすためには、集中できる、

  • 時間帯
  • 場所
  • 脳内環境

とは何なのか?
を検討し、実行することです。

勉強の時間帯については、朝が集中できる人、夜が集中できる人さまざまです。

場所についても、静かな場所が集中できる人がいれば、スタバのような喫茶店が集中できるという人もいます。

よく考えて、最適な時間と場所を設定してみてください。
ちなみに、私の場合は、朝3時くらいに起きて、静まり返った自宅で勉強するのが集中できます。


それから、
最後の、「脳内環境」についてはちょっと特殊ですので、ご説明しましょう。

脳内環境というのは、要は、脳がどういう状態であれば、やる気が出るのか?
という要素です。

集中できる脳内の状態というのは、
「気がかりなことが、限りなく少ない状態」
のことを意味します。

理想は、まったくの気がかりがない状態です。

人間は、ささいな会話のやりとりや、出来事の中から、敏感にストレスやネガティブを感じ取って、無意識的に制限をかけています。

「他者から言われた言葉だったり、自身が発した言葉というのは、常に脳内にひっかかっていて、集中力をそいだり、疲れやすくしてしまう」
というこが頻繁におきていると思うのです。

これが、集中力の達人といわれるような人の場合は、
目的の達成だけに焦点をさだめて思考と関心を振り向けることができるので、
誰に何を言われようが、継続した集中力を発揮できます。

ですが、私も含めて
大半の人は、意識的にも無意識的にも、過去の出来事がひっかかっているものです。

仕事をしていたり、学友との会話のやりとりでも、ネガティブな気持ちになるトリガーは山ほどありますよね。

注意すべきは、
誰かに嫌な言葉を投げつけられたときだけでなく、あなたが誰かに発した言葉ですらも、あなたの集中力を阻害する要因となる
という点です。

例えば、学友と話しをしていて、国家試験の話になり、
「試験勉強はめんどうだよな」
と、あなたが言葉を発した場合、それが本心でなくとも、脳内ではネガティブな釣り針となって、あなたの思考にひっかかってきます。

脳は、誰に対して、どういうつもりで言ったなんてことは、考慮してくれませんから、単に
「試験はめんどう」
というメッセージを言葉通りに受け取って思考してしまいます。

この思考が、
次には、
「自分は試験に受かりっこない」
というネガティブ思考を引き寄せたりします。

こうした前提を踏まえ、
「脳内の環境に配慮しよう」
というのが、
ここでいう「脳内環境」への対策となります。

手っ取り早い対策としては、
「できるだけ、人と会わない環境を設定し、ポジティブなこと・・・

例えば
「私は絶対に合格する」
ということを言い続けたり、思い続けることです。

完全に、人と会わないことは無理だとしても、
できるだけ心穏やかになれる環境を設定し、
頭の中に、ネガティブなことがひっかからないように、自らの思考を見張っていることが、集中力を発揮するうえでは非常に大切です。

例えば、試験直前は、ホテルなど、どこかに缶詰めになるというのは、大変いい対策です。
資格試験を目指す人向けの、缶詰になれる有料サービスもありますので、興味のある方は問い合わせてみてもよいでしょう。


もちろん、家庭の事情によって、環境的に一人になることが非現実的な場合が多いのは、承知しています。

その場合は、
「ポジティブなことだけに関心を寄せる」
という方法をお勧めしています。

「なんですか、それは」
と思うかも知れませんが、脳内環境を安静にするうえでは、一定の効果があります。

脳内環境を、脳内で整える方法です。

例えば
「嫌なことは忘れよう」
と念ずると、ますます、嫌なことが思考が向くことはありませんか?

これを
「国家試験に合格したら楽しいぞ」
とか、

「試験が終わったら遊べるのだから、今はすべて勉強に集中しよう」
ということで頭をいっぱいにするのです。

自分が望む状態のことだけに関心を寄せてゆくのです。

これによって、必然的に嫌なことが頭から押し出されて、ポジティブな脳内になって、ひっかかりが減少します。

また、不思議なことですが、
欲することに忠実になることで、試験勉強が苦痛ではなくなり、希望を叶えるための、単なるタスクなんだと思えてきます。

まとめ

今回述べた方法は、陳腐な精神論のように聞こえるかもしれませんが、あなどれません。

「気がかりなことがなく、試験に受かることだけに集中すれば、勉強時間の少なさなんて問題ではない」

精神的な問題というのは、国家試験では重要なのです。

ゾーン入れれば、社会福祉士国家試験をあきらめる必要なんてありません。

「とりあえず、今回は受験資格を確定させるだけだ」
などといわず、
今からでも問題集を買いに行って、受験勉強を始めてみてはいかがでしょうか?


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